10月ニュースレター概要
9月23日、JFCビルの献堂30周年を祝う礼拝を行いました。このチャペルは特別な始まりを持っています。メンバーがベビーフォーミュラの缶に25セントを貯めて、電力会社の倉庫を購入したことで成り立ったのです。アメリカには大きなホールやステンドグラス、オルガン、キッチンを備えた壮大な教会が多くありますが、私たちのチャペルは質素であるからこそ、本来の教会活動の本質に集中することができます。
キリストが馬小屋で生まれ、そこから世界を変える使命が始まったように、私たちのチャペルも小さいながら、最近の漏水などの問題に直面しながらも、その使命を思い起こさせてくれます。近年、教会そのものも多くの試練を経験してきましたが、その中で聖書の言葉が私たちを導いてくれます。コリントの信徒への手紙第一12章27節には、「あなたがたはキリストの体であり、ひとりひとりはその部分です」と書かれています。
この30周年の礼拝では、世代や人種を超えた仲間が集まり、聖書の言葉、聖餐、洗礼を分かち合う中で、私たちは共有された信仰の素晴らしい奇跡を感じました。この記念すべき日は、単なる建物の献堂ではなく、キリストの生きた体との結びつきと、その復活の力を祝うものとなりました。
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